2013年7月27日土曜日

【F大全集】第4期第6回配本/とびだせミクロ2発売

ネオ・ユートピア編集部です。

下記をお知らせします。

F大全集第4期第6回配本『とびだせミクロ2』が発売されました。

本巻に収録されているのは1964年の小学二年生と1965年の三年生連載分です。1巻の解説はこちら


とびだせミクロ2
2013年7月25日 発売
定価2,205円(税込)
A5判/358ページ

解説:おしぐちたかしさん(元「まんがの森」店長)
「フリースタイル」誌の「このまんがを読め!」では、「すすめロボケット」を2012年のベスト1!に上げられているそうです。

 試し読みはこちら

小学二年生・S39

★恐怖の流星爆弾(1)(小学二年生1964年4月号)
★恐怖の流星爆弾(2)(小学二年生1964年4月号別冊付録)
★無重力フラボー(小学二年生1964年5月号)
★怪人・ゴルゴン(小学二年生1964年6月号)
★ゆうれい島の怪物(小学二年生1964年7月号)
★人間動物化騒動(小学二年生1964年8月号)
★カレルの星のチル(1)(小学二年生1964年9月号)
★カレルの星のチル(2)(小学二年生1964年9月号別冊付録)
★地球はんぶんこ計画(小学二年生1964年10月号)
★王子とけんちゃん(小学二年生1964年11月号)
★ミクロとマクロ(小学二年生1964年12月号)
★ぎゃくもどりマシンを取り戻せ(小学二年生1965年1月号)
★おばけヒトデの侵略(小学二年生1965年2月号)
★氷の城のチッピー(小学二年生1965年3月号)

頁数が減っているが、少ない頁でも十分に魅力的である。中でも1965年3月号「氷の城のチッピー」は珠玉の名作。路上で倒れていたフロストジンの少女チャッピーを介抱したけんは、彼らの潜伏する氷の城の秘密を知った。氷の城は、地球侵略を狙うフロスト人が地球を凍付けにするための拠点だったのだ。地球人とフロスト人の戦争が始まったが、冷凍光線で地球の戦力はすべてダウン。追い詰められたけんは熊に襲われるチッピーを助けたのが運の尽き、ついに囚われの身になってしまう。しかし、チッピーが自らの手で氷の城の機能を停止させる。そう、チッピーはけんの勇気と優しさに魅かれ、地球から去る決意をしたのだった。
もともとチャッピーは地球侵略を嫌がっていたようにも読み取れる。

小学三年生・S40

★グラタン博士のあべこべ作戦(1)(小学三年生1965年4月号)
★グラタン博士のあべこべ作戦(2)(小学三年生1965年4月号別冊付録)
★クラゲ王の挑戦状(小学三年生1965年5月号)
★さよなら、ミクロ(1)(小学三年生1965年6月号
★さよなら、ミクロ(2)(小学三年生1965年7月号)

「ミクロ」の終焉は、いささか大味なロボット怪獣ものの1965年4月号「グラタン博士のあべこべ作戦」を経て、海洋に潜む巨悪との対決をもって幕を閉じる。
最終回「さよなら、ミクロ」は無敵潜水艦を駆る犯罪者との攻防。潜水艦の鉄壁を破るため博士とけんを残し、ミクロの電子頭脳は自爆の道を選ぶ。
別れは突然にやってくる。「ジャイアントロボ」より先立つこと2年、悲しき「理性」を持ったミクロの末期。「きみはいちばんのともだち」というけんの言葉で閉じる幕も、もの悲しい。

※「小学館コミックス」S41年春の号にも「とびだぜミクロ」が掲載されていますが、これは「ぎゃくもどりマシンを取り戻せ」のトレス版です。

*「作品のかいせつ」以降は1999年NeoUtopia29号「藤本ヒーロー史2:初期作品特集」より転載しました。在庫絶版ですが、ヤフオクやまんだらけでときどき出回っています。

【関連リンク】
F大全集第4期